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中・長期計画

「本派教誨150周年に向けて、さらなる展望のもとに」

1.中期計画(第1次~第4次)に基づく大会・研修会を開催し、連盟の充実と会員一人ひとりの研鑽を深める<1>安心(教義)<2>実践(現場)<3>法規・組織 3本柱を念頭におきながら「中・長期計画」を策定

< 第 1 次 中 期 計 画 >
【総合テーマ】自らの信仰をよりどころにして

 

「自信教人信」

 

教誨師必携対応

 

研修大会・研修会/対象・重点事項

     

<註>①から④等は、研修テーマの展開に向けてのポイント

テーマに関連する事項を研修資料等で明示

 

2012
平成24

 

実務研修

テーマ:鏡に映す(教誨・篤面活動の点検と展望)

対 象:新任研修を修了した教誨師及び篤
志面接委員

講 師:松山善昭師
(仙台管区教誨師、連盟顧問)
名簿作成:教誨通信特別号として発刊

11/1(木)~11/2(金)
参加者59名
(運営委員を含む)
9/11(火)~9/12(水)
第34回全国教誨師大会(全国教誨師連盟)神戸市

鏡に映す(教誨・篤面活動の点検と展望)

①自らの信仰をどう表現し、伝えるか

②信頼される教誨師・篤志面接委員像を考える

③“如実知見”ともに素直にありのままの姿を知るには

④教化者意識の過剰と自得の落とし穴

P10宗教教誨の意義と目的
P15宗教教誨と関係法令 
P30浄土真宗の教義の重点
P121新法下の教誨 
P247指導上の留意事項

 

2013
平成25

 

新任研修

テーマ:基本にかえる(新法後の教誨・篤面活動の実情)

対  象:教誨師・篤志面接委員受嘱後10
年以内の者

講  師:澤田健一師 龍谷大学法務研究科(法科大学院)法務専攻客員教授

※役員任期満了

10/24(木)~10/25(金)
参加者64名
(運営委員を含む)

 

基本にかえる(新法後の教誨・篤面活動の実情)

①施設での教誨・篤面活動はどのように変容したか?

②被収容者への教誨・篤面活動の周知広報について

③教誨・篤面活動の記録簿の活用について

④新法に関する学習・研修について

P25宗教教誨の課題と展望
P132教誨師の責任 
P138教誨師の使命 
P280矯正処遇への参加 
P286篤志面接委員制度

 

2014
平成26

 

 

第20回全国研修大会

テーマ:心に響く(言葉の大切さ・願いを伝える)

対  象:本連盟所属の全会員

講  師:竹下三隆師(奈良少年刑 教官)
第1次中期計画の総括
第2次中期計画の見直と内容検討

大谷派教誨師会との合同海外研修

台北刑務所・桃園女子刑務所(台湾)

10/23(木)~10/24(金)
参加者78名
(運営委員を含む)
6/18(水)~6/19(木)
第35回全国教誨師大会(全国教誨師連盟)
名古屋市
1/21(水)~1/23(金)
参加者55名

心に響く(言葉の大切さ・願いを伝える)

①態度・表情・言葉・目の輝き・・・届いたものが彼(彼女)を変える。観察・洞察

②彼(彼女)の言葉そのまま聞き通せるか

③言葉に力がある、ということは

④彼(彼女)に“気づき”を促す、それには“願い”が伝わる(伝える)教誨・面接を

P30浄土真宗の教義の重点
P247指導上の留意事項
P259指導方法

 

 

< 第 2 次 中 期 計 画 >
【総合テーマ】傾聴、自己変革への道

 

「聞思(もんし)・領解(りょうげ)」

 

教誨師必携対応

 

研修大会・研修会/対象・重点事項

     

<註>①から④等は、研修テーマの展開に向けてのポイント

テーマに関連する事項を研修資料等で明示

 

2015
平成27

 

実務研修

テーマ:共感的な理解(教誨・面接の場面一期一会

対 象:前例にならい新任研修の修了者

講  師:葛野洋明師 龍谷大学実践真宗学研究科 実践真宗学専攻 教授

※役員任期満了

 

9/14(月)~9/15(火)
参加者58名
(運営委員12名含む)

 

共感的な理解(教誨・面接の場面、一期一会)

①先入観・憶測・説示の弊害

②何をどう聞くのか、傾聴を妨げる私自身の内なるもの

③受容・共感を彼(彼女)にどう伝えるのか

 

 

2016
平成28

 

実務研修

テーマ:被収容者の思いを知る(教誨・篤面活動の要)

対 象:前例にならい新任研修の修了者

講 師:友久久雄師 龍谷大学 名誉教授

創立60周年記念大会(全国教誨師連盟)

東京都

9/6(火)~9/7(水)
本派実務研修
1/25(水)~26日(木)
参加者78名(委員含)

被収容者の思いを知る(教誨・篤面活動の要)

①ことばの変化、表情態度の変化をチャンスに

②自己を出すことは不要、彼(彼女)のメッセージを理解できたまま素直に返すことの反復

③聞いてもらえた!解ってもらえた!ということの実感の大切さ

 

 

2017
平成29

 

 

第21回全国研修大会

テーマ:更生への願い(被収容者に何を伝えるのか)

対 象:本連盟所属の全会員

名簿作成:教誨通信特別号として発刊
第2次中期計画の総括
第3次中期計画の見直と内容検討

※役員任期満了

 

9/12(火)~9/13(水)
参加者:58名(真宗大谷派教誨師会よりの参加者を含む)

 

更生への願い(被収容者に何を伝えるのか)

①私はあなたのことをよく知っている一人だよ

②就労・保護・被害者意識への理解と学習の大切さ

③いのちの大切さ、「慚愧と感謝」

 

 

< 第 3 次 中 期 計 画 >
【総合テーマ】報恩のよろこび、ともに生きる

 

願共(がんぐ)諸衆生(しょしゅじょう)

 

教誨師必携対応

 

研修大会・研修会/対象・重点事項

     

<註>①から④等は、研修テーマの展開に向けてのポイント

テーマに関連する事項を研修資料等で明示

 

2018
平成30

 

実務研修

テーマ:ともに生きる道
(出遇いのよろこび)

対 象:前例にならい新任研修の修了者

講 師:平野 俊興(本派矯正教化連盟顧問)
我藤  諭(龍谷大学矯正・保護総合センター研究員)

3/13(水)~14(木) 

参加者: 48名(真宗大谷派教誨師会よりの参加者を含む)

10/31(水)~11/1(木)

第37回全国教誨師大会(全国教誨師連盟)広島県

 

ともに生きる道(出遇いのよろこび)

①さるべき業縁の・・・

②苦悩と邂逅

③光に遇う=我他彼此ともに生かされていく道

④罪悪深重・悪人正機の展開

 

 

 

 

2019
令和元

 

実務研修

テーマ:聞くことの尊さ(私・あなた・仏法)

対 象:前例にならい新任研修の修了者

※役員任期満了

 

10/24(木)~25(金)

参加者:36名(真宗大谷派よりの参加者含む)

2/3~2/4

東西合同研修会 参加者:32名(本派)

聞くことの尊さ(私・あなた・仏法)

①私の相手は誰か?被収容者こそ我が師

②傾聴、その中身は何?

③ものがらは違っていても、同じく等しく

 

 

 

 

2020
令和2

 

第22回全国研修大会

テーマ:ともに“汝”と喚ばれる身
(報恩の日々)

対 象:本連盟所属の全会員

第3次中期計画の総括
第4次中期計画の見直と内容検討

第38回全国教誨師大会(全国教誨師連盟)

ともに“汝”と喚ばれる身(報恩の日々)

①教誨や面接を通じての“気づき”は何?

②ともにこれ凡夫

③同じく救われる身として、今を生きる

④“報恩”という生活態度

 

 

 

< 第 4 次 中 期 計 画 >
【総合テーマ】本派教誨の伝統、今何を実践すべきか

 

「伝統と進取」

 

教誨師必携対応

 

研修大会・研修会/対象・重点事項

     

<註>①から④等は、研修テーマの展開に向けてのポイント。

テーマに関連する事項を研修資料等で明示

 

2021
令和3

 

新任研修

テーマ:教誨・篤面の今(施設と私)「現場に学ぶ教誨」再確認

対 象:教誨師・篤志面接委員受嘱後おおむね10年以内の者

※役員任期満了

 

 

 

 

教誨・篤面の今(施設と私)、「現場に学ぶ教誨」再確認

①組織との関わり(所属施設・所属団体・本派連盟・龍大矯正保護・その他)

②自己研鑽への道

③個人教誨と集合教誨

④本派教誨・篤面活動の実態把握とその検証

 

 

 

 

 

2022
令和4

 

 

 

実務研修

テーマ:本派教誨150年を踏まえ「教誨・ 篤面活動の矯正教化への評価・ 点検・発展へ」

対 象:前例にならい新任研修の修了者

名簿作成:教誨通信特別号として発刊

 

 

第39回全国教誨師大会(全国教誨師連盟)

 

 

 

本派教誨150年を踏まえ「教誨・篤面活動の矯正教化への評価・点検・発展へ」

①評価と点検

②発展「対社会への情報発信と提言」
(例)「死刑問題への教誨師相互理解と学習・議論展開の場を構築」

③教誨師・篤志面接委員の研修カリキュラム (基本)

④組織強化と全国及び地方連盟への積極的な参画

⑤新たな試み
(例)「本派・大派合同研修」

 

 

 

 

 

 

2023
令和5

 

第23回全国研修大会

テーマ:教誨・篤面の究極を目指して(ご信心いただく身)

対 象:本連盟所属の全会員

中・長期計画の総括と評価
新中・長期計画の検討

※役員任期満了

 

 

 

教誨・篤面の究極を目指して(ご信心いただく身)

①いのちの輝き(御同朋御同行)

②世のため人のために生きる

③このよろこびを伝える道

④信心歓喜=妙好人に学ぶ

 

 

 

2.『浄土真宗本願寺派教誨師必携』を第4次中期計画中に改訂

2012(平成24)年3月15日中央委員会において決定

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