2021(令和3)年度 事業計画

(1)法人:「ビハーラ僧」管理体制変更

2017(H29)年度、宗派において全国の各福祉施設や緩和ケア病棟において求められるビハーラ僧の育成を目的とした「ビハーラ僧養成研修会(仮称)」【試行】が開催された。この受講生6名は研修会修了後、各施設・病院において「ビハーラ僧」として活躍している。2019(R1)年度には、「第2回 ビハーラ僧養成研修会」【試行】として、研修を行った研修生は5名(修了生4名)。
ビハーラ僧が増員する状況において、あそかビハーラ病院でビハーラ僧の管理・派遣業務を行うことは困難であることから、法人本部において、一括してビハーラ僧を管理・派遣できるよう変更する。

(2)あそかビハーラ病院:「あそかビハーラ病院への運営助成に関する基本方針」による運営

宗派の「あそかビハーラ病院への運営助成に関する基本方針」に則り、あそかビハーラ病院の経営改善計画にあり「あそかビハーラ病院の抜本的な問題解決に努めるべく、総局選定による複数の医療関係の専門家の知見に基づき、早期にあそかビハーラ病院の経営見通しを慎重に検討し、透析医療などの諸施策の可能性を追求したうえで、2020(令和2)年度中に新たな医療事業計画等を立案し着手する。」ことの実現に向け、宗派より財団宛に10月6日付「あそかビハーラ病院の経営改善にかかる提案書」(株式会社メディヴァ作成)が提出された。その後、宗派・財団との連絡協議を経て、財団よりメディヴァの示す提案内容通りに着手する。

<経営改善策(メディヴァ提案)の骨子>

1. 平均稼働病床15床の達成(約6000万円増収)

• 常勤看護師を15名まで増員し維持すること(そのための看護マネジメント)

• 多床室を個室へ転換し、利用できる個室を現在の14室から17〜18室へ増やすこと

2. 在宅患者90人の達成(約4000万円増収)

• できる限り早期に訪問診療枠を増やして、2020年度中から増患に着手すること

• 2021年4月までに主に在宅医療を担当する常勤医師1名を採用すること(3人の常勤医師が曜日毎に交代で在宅医療に従事することでも可)

• 訪問診療に同行する常勤看護師を段階的に2名採用すること

• 夜間・休日・深夜の往診(主に看取り)は常勤医師3名が持ち回りで担当すること

<多床室の増改築について>
提案書では、現在の個室14室を17~18室に増床すべく、多床室(4床室)2室と家族室を改修し、個室4部屋に変更する計画である。提案を受け、病院業務を停滞させず、効率よく病床、かつ経費を抑制すること。また、現在、コロナ禍においての工事であることから、まず多床室(4床室)2室を個室4室に変更する。

<在宅医療について>
医師・外来ナースと地域連携室の職員で在宅チームを作り、2月より本格稼働をはじめた。現在、地域の医療機関(岡本記念病院・京都田辺中央病院ほか地域医療機関の連携室担当)に広報を進めている。しかしながらコロナ禍であることから、あそかビハーラ病院の実績はこれからである。

(3)あそか診療所:あそか花屋町クリニックの展開

【移転概要】
〇新築場所京都教区教務所北隣<樹心寮跡地>

京都市下京区東中筋通六条下る学林町290番1 147.56㎡
京都市下京区油小路通六条下る西若松町249番 832.81㎡の内221.50㎡

〇床 面 積  1階 187.02㎡ 2階 137.12㎡合計 324.14㎡(現診療所:94.75㎡)
宗派において、二階建ての施設として建築いたし、3月31日に竣工された。
4月1日からは本医療福祉会に無償貸与され、6月の開設に向け準備を進めている。

【診療日及び診療時間帯について】

時間帯/曜日

午前9:30~12:30

午後15:00~18:00

休(※)

休(※)

※1週間当たり5日(8コマ)を予定。

※午後の診療時間はこれまでの14時~17時から15時~18時に変更。
診療科目:内科および消化器内科(木曜午前診)

※火曜・木曜の午後も健康相談・研修などイベントを企画。

※6月1日(火)に8時30分より「あそか花屋町クリニック」にて開所式を予定。

【診療以外の機能】

2階の多目的ホールには、仏間を設置。ビハーラに関する研修・健康に関するセミナーなどを企画する。

【薬局の併設】

かえで薬局が同じ建物内に店舗を持つことから、地域のかかりつけ医療機関としての充実を図ることができる。

 

以 上

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