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3.教区ビハーラの現状 (1)ビハーラ活動の現状

(1)ビハーラ活動の現状

ビハーラ活動は、個人活動をされている場合もありますが、多くは教区ビハーラにかかわった形で推進されてきました。その推進力を発揮されるように支援するため、本山で2次4年間にわたって「ビハーラ活動推進者(コーディネーター)養成研修」を行いましたが、修了者には、ただちにビハーラ代表者となった人もありますが、必ずしも教区のコーディネーター役を担われたわけではありませんでした。
しかし、1987(昭和62)年に始められた「ビハーラ基本学習会」の修了者は、その現場にかかわって活動を推進し、またその中から教区ビハーラの運営推進役になったり、広く活動現場を持ったりされています。教区ビハーラが全教区に立ちあがったのは1996(平成8)年のことでした。教区の受け皿がない場合、共に活動する人を募ったり、活動する施設・病院をさがし受け入れを願ったり、初めてビハーラ活動が定例的に行われ、高齢者や患者との接点で活動できたことです。
それでは、会員の状況はどうなっているのでしょうか、まず「基本学習会」を受けた人の推移を見てみます。
第18期までの「ビハーラ活動養成者研修会」の修了者は998名(男性476名、女性522名、研修時の平均年齢46.1歳)です。沖縄県宗務特別区を除くと北豊教区18名から兵庫教区55名まで、応募方法、募集広報、会員の勧誘など教区によって大きな違いがあります。
ビハーラ活動推進委員会では、研修の修了者だけでも結束し、教区ビハーラ活動できるように、つねに一定の標準をきめて応募を続けてきました。
しかし、修了者よりもビハーラ会員の少ない教区もあり、少なくとも教区でどのように対応するか、該当教区では検討すべきでしょう。集まって話し合えば、解決策、具体策が出てくることも考えられます。

次に修了者だけでなく、各教区の会員はどのような状況でしょうか。一覧にて供します。
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