教区ビハーラ |
反省内容 |
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ビハーラ東北 |
・活動範囲が広く、活動も横手市に限られている(協力施設がある) |
東京ビハーラ |
・「なぜビハーラか」個別差異を乗りこえられない |
ビハーラ長野 |
・「いつでも・どこでも・誰にでも」の特徴を |
ビハーラ国府 |
・実践活動者が固定化してしまった |
ビハーラ新潟 |
・発会以来、活動者が固定したこと |
ビハーラ富山 |
・次世代の育成 |
ビハーラ高岡 |
・発足15年が過ぎ、会員の高齢化と若年層の新入会員が不足している |
ビハーラいしかわ |
・4施設のうち定期的活動は2施設 |
ビハーラ福井 |
・活動者の固定化 |
ビハーラ岐阜 |
・活動施設の拡大は成果であったが、活動に出る実践者が固定し限られ、実践者不在という状況(幅広い活動者急増にためらいがあった) |
ビハーラ東海 |
・休会となった施設が生じた |
ビハーラ“シガ” |
・重要なのは継続活動 |
ビハーラ京都 |
・地域のアンバランス(北部と南部との一体化が困難) |
ビハーラ奈良 |
・施設訪問に参加できる方々が、一部に限られている |
ビハーラ大阪 |
・ビハーラ活動を一般化する方向性「ビハーラというライフスタイル」のテーマを掲げる |
ビハーラ和歌山 |
・活動と特養が一箇所にとどまっている |
ビハーラ兵庫 |
・医療機関との連携がとれなかった |
ビハーラ山陰 |
・「ビハーラ研修」が会員対象にとどまっていた |
ビハーラ備後 |
・施設などでのビハーラ活動に参加する人が少ない |
ビハーラ四州 |
・個々活動と教区とが連携できなかった(全教区活動とならなかった) |
ビハーラ備後 |
・施設などで活動に参加する人が少ない |
ビハーラ安芸 |
・活動者が固定して、協力者が増えない |
ビハーラ山口 |
・会員の高齢化・会員の減少傾向(新会員が増えない) |
ビハーラ北豊 |
・公開講座など参加者の激減 |
ビハーラ福岡 |
・僧侶なかでも、寺院後継者の参加が少ない |
ビハーラ大分 |
・年度ごとに活動も増え、教区内にビハーラ活動が拡がりつつある |
ビハーラ佐賀 |
・一度に会っての活動は順調しかし、パターン化かしていないか変化を求めてもいいのではないか |
ビハーラ長崎 |
・施設などのニーズに応えきれない状況があり、現在、会員の増員が望まれている |
ビハーラ熊本 |
・継続的活動会員の人数と実態がつかめなかった |
ビハーラ宮崎 |
・実践活動に取り組むことができなかった |
ビハーラ鹿児島 |
・活動施設を増やすことができない |
ビハーラ沖縄 |
・病院において宗教活動は断られる状態 |
全体的に「会員の減少」「活動に出られない会員が多い」「会員の高齢化」「若年層の入会が少ない」といった課題、反省点をかかえているところが多いです。また、活動現場の要望に応えられないといった悩みも抱えておられます。
「ビハーラ活動者養成研修」をうけながら教区ビハーラ会員になろうとしなかったり、活動現場に出られないといった状況は、早く克服しなければならないことです。研修受講生には推薦の段階に、研修中に、また研修終える時、折にふれ活動者養成の目的にそってもらうように訴えかけるよう、関係者の努力が望まれます。
とくに、僧侶にビハーラ活動の理解がないとか、隔たりがあるといった意見は、僧侶の資質が厳しく問われていることですから、問題を共有する必要があります。
教区ビハーラからの報告で出てきた課題は以上ですが、次に「第13回ビハーラ活動全国集会」出席者のアンケート回答で見てみます。
この課題を見ますと、やはり「活動会員が少ない」59名、「会員が高齢化している」43名が多く、ついで「活動がマンネリ化している」22名「活動範囲が広く会員が集まりにくい」18名の順になっています。
止むことなく会員を増やす努力をする、若年層の参加を働ききかけることが、いかに大切かということになります。活動のマンネリ化は、いかにビハーラ活動が定着したかの証左にもなりますが、もっと幅広い活動をしたいとか、より魅力のあるビハーラ活動をしたいとか、同じ活動ではなく変化のある活動をしたいとの欲求でしょうか。よき助言を得て会員どうしの話し合い、病院や施設との話合いが大切でしょう。
教区ビハーラで一カ所に集まって行動するには、範囲が広すぎるというのももっともです。会合の場所を移動したり、ビハーラ活動の実践場所を住まいに近いところにするなど、工夫をして活性化した事例もあります。