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7.ビハーラ活動の今後 (1)これから将来の課題

ビハーラ名

内容

ビハーラ東北

・広く呼びかけ、活動を活性化したい

東京ビハーラ

・運営委員の高齢化とその打開
・ビハーラのモデル施設を築地本願寺に

ビハーラ長野

・当面する世代交代の問題
・固定化している現状の打開
・全員のビハーラ活動としての災害ボランティアをめざす

ビハーラ国府

・ビハーラ活動にかかわる会員の増加を
・ビハーラ理念の多くの方への徹底方策

ビハーラ新潟

・組単位を中心とした活動にしていきたい

ビハーラ富山

・次世代の育成をする
・施設と担当者の固定化を破る
・ビハーラの本質となるように

ビハーラ高岡

・教区全体で取り組むビハーラ活動体制を作りあげないといけない
・「宗門としてビハーラ活動に取り組む」という意思には、組活動の集合体、教化団体の集合体という教区の形にならない
・会員制で組織されている現状は、今後維持することが困難

ビハーラいしかわ

・会員の高齢化に対して積極的に新会員の獲得を

ビハーラ福井

・教区の運動体としての役割意識
・活動拡大の仕組みづくり

ビハーラ岐阜

・さらなる活動内容の質的充実
・実践会員を増やす
・テーマを決め、分野別に長いスパンでの研修プログラムを組む

ビハーラ東海

・ビハーラ活動への関心の高まりから、活動が確実に拡がる手ごたえを感じる
・これからもビハーラの願いを実践の場にビハーラ活動の継続を

ビハーラ“シガ”

・ビハーラ活動者の発掘と相互研鑽
・ビハーラコーディネーターの育成
・教区の全組織と連携し、ネットワーク化
・カウンセリング研修会の充実

ビハーラ京都

・時代・環境対応のビハーラ活動(医療・福祉状況に柔軟に対応)
・活動者の安定的確保
・継続的な学習システムの確立
・各教化団体との連携

ビハーラ奈良

・若年層にビハーラ活動の理解を深めるための啓発
・よき聞き手となるための学習を会員相互で研修を重ねているが、今後どのように発展させるかが鍵

ビハーラ大阪

・新規会員を増やせなかった
・PR不足、アプローチができていなかった
・教区の公式団体と認知され、環境が整ってきた
・公立施設からも依頼がきている

ビハーラ和歌山

・寺院住職方へのビハーラ理解の発信

ビハーラ兵庫

・養成研修者の活動継続
・ターミナルケア(医療関係との連携)

ビハーラ山陰

・教区として活動の拡大と充実を目的に、教区として組織化を図ることが望まれる
・組基幹運動推進委員会にビハーラ部門設置を促す今後、高齢者や障害者に対するケア、がん患者をはじめとする終末期医療の本人や看病される家族、ひいては遺族に対するケアなど、すべき取り組みは多い

ビハーラ四州

・寺院僧侶門徒がいかに社会の様々な問題に向かい合うことができるか

ビハーラ備後

・魅力のある研修会・協議会を開催し、ビハーラ活動の意識を高揚すること
・教区内に万遍なく活動が行き届くよう活動の場を開拓すること
・仏教婦人会・門徒推進員に働き掛け、活動に参加する人を増やすこと
・高齢者施設に入る人の状況は一層悪くなっているなんとか支えの形をしっかり作っていきたい

ビハーラ安芸

・各組・各地域での施設におけるビハーラ活動に、アドバイスできる等の対応を即時に行える組織作り

ビハーラ山口

・新たな会員の勧誘
・教区全体のビハーラ活動の理解を促す
・各組・各寺の取り組みを広げる

ビハーラ北豊

・寺院の理解や協力が得られないまま今日に至る
・組支部の結成を見たので、教区ビハーラの支援をすすめる
・「派遣村」的な具体的活動を
・コーディネーターの存在は不可欠

ビハーラ福岡

・各寺院にどうビハーラ活動を広げるか
・グリーフケアの浸透をめざす
・老人ホームと教団の僧侶との関係強化
・自薦者養成と僧侶若年者層への浸透
・教区内に活動が行き渡るような方向を各組・ブロックなどに出張講座をしたい
・災害については連区内で組・教区内での支援体制を整えるべき(距離・費用から他の教化団体との連携・リタイヤ組新卒組等を大切にする)

ビハーラ大分

・法話会の充実
・傾聴ボランティアの養成
・居室訪問できる施設の拡充

ビハーラ佐賀

・居室訪問を活発に
・他団体との交流を図る
・在宅訪問や電話相談等にも進出

ビハーラ長崎

・変わりゆく社会環境により生じる現代的課題をとおして、ビハーラの願いを再確認し、「だれでも・どこでも・いつでもできるビハーラ」をめざし、取り組みをすすめていきたい

ビハーラ熊本

・五支部に分割して、支部拠点の活動を
・所属団体や各組(かくそ)との連携協力を
・医療・福祉機関との情報交換や活動の連携を密接に

ビハーラ宮崎

・啓発活動を中心に行っているが、いかに実践者を養成していくかが今後の課題

ビハーラ鹿児島

・より一層寺院を中心とした活動として、ビハーラ会員に限らず、僧侶・門信徒が地域の課題に取り組んでいただけるようにすること

ビハーラ沖縄

・グループとして発展できないかと寺坊婦人会に相談、わずかな人数ながら同意が得られた今後学び広めていきたい

今後の教区ビハーラの取り組む課題は、上記の回答のように様々です。それは、教区の置かれた現状あるいはビハーラ活動の現状認識と深くかかわっていることです。
軌道を走りつづけてきてここで曲がり角を迎えている教区、やや順調に活動している教区、これから動き出そうとしている教区、教区の置かれている状況に大きな違いがあります。
しかし、ビハーラにかかわった人はかけがえのないものを現場から得、今までに気づかなかったことに気づかされた人たちが多くいます。阿弥陀如来の慈悲に育てられた共感性のゆえでしょうか。そこに共歩・共感・共生の喜びが生じているからでしょう。

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